スミレ色がかった濃いルビーレッド・カラー。特有の熟した果実の香りがあり、 わずかにスパイシーで焦がしたニュアンスがある。
味わいは調和がとれていて 心地よい。やわらかさ、ミネラル感とフレッシュさのバランスは申し分ない。 ダークチェリーやプルーン香のあふれる果実味は、クロイチゴやクワの実の ニュアンスに包み込まれ、スパイスのタッチ。ジョイア・デル・コッレ産 プリミティーヴォに特有な、後味に特徴的なアーモンドの風味。
※輸入元はラシーヌです。

雑誌「ワイン王国」の企画で　1,000台でみつけた「ピノ・ノワール」として、71本のピノを4人のソムリエがブラインド・テイスティング。その中で５ツ星に選ばれたのが６アイテム。　
※ドイツではピノ・ノワールのことをシュペートブルグンダーと呼びます

テイスターのひとり情野博之氏が「お薦めの1本」としてファフマンのシュペートブルグンダーを選出しております。
　しっかりとした果実味と酸味のバランスがとれていてエレガントな仕上がり。「やはりピノ・ノワールはこうじゃないと！」と思わず口に出してしまいそう。後味にややタンニン分が感じられ、味を引き締めてくれる。余韻に酸味が程よく感じられ、フィネスとエレガントさが楽しめる。ずっと飲み続けられる上品な味わい。---情野氏のコメント---　是非お試しくださいませ！

※予告無くヴィンテージが変わることがございます。　気になるお客様は、お問い合わせ下さいませ

単体でも申し分ないクオリティであるグレート VT2019 年のサンジョヴェーゼ・グロッソに、メルロからは豊かな果実味を、そしてカベルネ・フランからは明るさとテンションとを与える目的でブレンドした、ワイナリーの意 欲作というべき一本です。ワイナリーの「ブレンドをすることで、単一品種では表現できない真の意味での複雑さが加わった」というコメントにもある通り、このクラスの価格帯のワインとは思えない仕上がりとなっています。

ドメーヌ・ポール・マスが造り上げる最高クラスのカベルネ・ソーヴィニヨン。複雑かつ上品なアロマと、強い凝縮感と滑らかなミネラルが素晴らしい赤ワインです。
カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

サンプルを試飲して即決！　滅茶旨いです。味わい深いながら、くどくなく大らかで気品まで感じます。是非お試しください。

注目産地グレドス山脈を牽引するボデガが造る、若々しさと滑らかさが同居する赤ワイン。凝縮した赤果実味に透明感や美しい酸も感じられる、複雑な味わいが魅力。
ガルナッチャ 65%/シラー 30%/カベルネ・ソーヴィニヨン 5%
(2021)「ジェームス・サックリング」 92点

輸入元はラシーヌです。
品種：プルニョーロ・ジェンティーレ, マンモーロ
土壌：石灰質土壌
ステンレスタンクで醗酵
セメントタンクで数ヶ月熟成。

ブドウはガルナッチャですが、ピノ・ノワールのようにエレガント！　ソムリエの長男推薦のワインです。同業のソムリエ仲間も「ブドウ品種はピノ・ノワール？」と答えたそうですよ(笑)　シャトーヌフ・デ・パプのシャトー・ライヤ同様に、ガルナッチャ（グルナッシュ）の未来は明るい気がします。シャトー・ライヤと比べるのは無理がありますが、是非お試しくださいませ。
　私も味わってみましたが、抜栓直後はまだ硬さが目立ちます。しかし時間の経過とともに優しく開いてきます。できましたらデキャンタに当日お召し上がりになられる量を移して、30分以上空気に触れさせてからお召し上がり下さいませ。エレガントな味わいをご堪能いただけるかと存じます。

スペインのカリスマ醸造家アルバロ パラシオスが注力する自社畑モンテサ。長年かけてこの地に最適なガルナッチャに植え替えを行い、ビオロジック農法を実践。新世代リオハのエレガント・ガルナッチャ。

2019 Palacios Remondo La Montesa
The Wine Advocate
RP 93
Reviewed by:Luis Gutiérrez
Release Price:$20
Drink Date:2021 - 2025　⇒飲み頃に入っています
The organic Garnacha 2019 La Montesa fermented with indigenous yeasts in stainless steel vats and matured in barriques for 12 months. As it was very recently bottled, I tasted from two bottles, one uncorked the day before and the other uncorked just before the tasting. The bottle from the day before was more expressive in the nose, but I also liked the austerity of the just-opened bottle. The wine is concentrated and powerful, richer and more concentrated than the 2018, with more density and ripe flavors. It has a medium-bodied palate with very fine tannins. The 800,000 kilos of grapes were hand harvested and selected, trying to avoid very ripe grapes to control the degrees of alcohol, with natural acidity, and the wine is lively and pure, with measured oak. The colors in all the reds are bright ruby, not too dark, and the fruit is red rather than black, despite the warmer and drier year. It has the very fine tannins of the Garnacha in limestone soils. 660,600 bottles and 10,000 magnums produced.

CHÂTEAU LE TEMPLE (AC MÉDOC)
シャトー　ル　タンプル
葡萄品種はカベルネ ソーヴィニヨン60%、メルロー35%、プティ ヴェルド5%。
18haある葡萄畑にはカベルネ ソーヴィニヨン、メルロー、プティ ヴェルドが植えられており、葡萄の樹齢は約40年、土壌は砂や砂利を多く含み、その深さは8メートル以上になります。葡萄栽培はリュット レゾネ農法（減農薬農法）で、今でこそ多くの生産者が実施している葡萄畑の畝と畝の間に雑草を植えて畑を活性化させるという農法を1980年代にはすでに取り入れていました。品種ごとにステンレスタンクでアルコール醗酵、樫樽に入れる際にアサンブラージュをして12ヵ月熟成させ、瓶詰前に18～20ヵ月間休ませます。

CHÂTEAU LESTRILLE ROUGE　(AC BORDEAUX SUPÉRIEUR)
シャトー　レストリーユ　ルージュ　（AC　ボルドー　スーペリュール）
メルロー種100%。
平均樹齢は約20年、ステンレスタンクで約20日間醗酵、醗酵中は約28℃に保ち、短時間のルモンタージュをしばしば行います。熟成もステンレスタンクで16ヵ月間行い、醸造に時間を掛けることで果実味を引き出し、丸みとコクのある味わいになります。口当たり柔らかく、軽快で渋味もまろやかな飲みやすい仕上がりになっています。

このワインを実際にテイスティングしましたが、抜栓1-2日目は固く味わいに広がりを感じませんでしたが、3日目となるとメルローの旨味が広がってきてボリューム感を感じます。そして美味しいです。ですから、実際の飲み頃は3年以上は先のように感じます。ポテンシャルは高いボルドーです。2023.3月

CHÂTEAU LESTRILLE CAPMARTIN ROUGE　(AC BORDEAUX SUPÉRIEUR)
シャトー　レストリーユ　キャプマルタン　ルージュ　　（AC　ボルドー　スーペリュール）
メルロー種90%、カベルネ ソーヴィニヨン種10%。平均樹齢は約25年で果実の風味と丸みを表現するために醗酵はステンレスタンクで、醗酵温度は27～29℃にコントロールし、短い時間のルモンタージュを繰り返し行い、21日間浸漬させます。2～3年樽で12ヵ月間寝かせ、4ヵ月間タンクで寝かせます。カベルネの力強さをメルローのふっくらした味わいが包みこみ、エレガントなタンニンのある、肉厚で風味豊かなワインで、樽熟成がワインの質を色濃く強調させます。

BOURGOGNE PINOT NOIR
ブルゴーニュ　ピノノワール
ピノ ノワール種100%。畑は粘土石灰質土壌で葡萄の樹齢は約15年の若木が中心となります。ステンレスタンクで2～3週間かけてアルコール醗酵を行い、熟成はヴィンテージにもよりますが20%がステンレスタンク、残り80%は樫樽で約8ヵ月間行われています。色調は赤黒く、濃厚なベリー系の果実やバニラの香りと軽いスパイス香。口当たりはピュアでまだタンニンが若くフランボワーズやカシスなどの赤い果実の風味、アフターはきれいな緊張感があり、酸味と果実味のバランスもきれいにまとまっています。

口当たり優しく、味わいに膨らみがあってコスパに優れた赤ワインです。

【生産国】　 フランス
【地域】　コート　デュ　ローヌ
【クラス】　ヴァンドフランス
【葡萄品種】　グルナッシュ30％・サンソー30％･カリニャン25％･シラー15％
【色】　赤
【甘辛】　辛口
【アルコール度数】13

アルゼンチンのピノと聞くだけで「濃い」というイメージが浮かぶかもしれませんが、このピノは　ロゼワインかと思うほど淡い色合いです。味わいもライト感覚。すいすい飲めちゃいます。しかしピノ・ノワールですから、ライトながら味わい深さが垣間見られます。昔懐かしいお値打ちだったブルゴーニュのピノって感じです。

メンドーサの中でも標高の高いトゥプンガトエリアのブドウを使用。プラムやストロベリー、ブラックベリーのフレッシュな香りがあり、口に含むと酸味と丸いタンニン、熟した果実の味わいが広がります。

サン・テミリオンでは今や人気実力とも確たる地位を築いたフォジェールが造るワイン。豊かな果実味に力強さもあわせ持つ。コンサルタントはミッシェル・ロラン氏が務める。

2015 Cap de Faugères • Cap de Faugeres
Rating 89 points
Release Price NA
Drink Date 2018 - 2029 ⇒飲み頃に入っています
Reviewed by Lisa Perrotti-Brown
Issue Date 22nd Feb 2018
Source Interim Issue Mid-February 2018, The Wine Advocate
The medium garnet-purple colored 2015 Cap de Faugeres has a ripper of a nose, featuring warm plums and baked cherries with hints of garrigue, forest floor and chargrill. Medium to full-bodied, plush and with a savory/meaty character in the mouth, it features impressive restraint and finishes on a mineral note.

樽熟成に向くと判断した良いVTにしか造らない特別なワインで、非常に深みがありパワフルです。
マチネとは、方言で「早起きする人」のことで、良いワインを造るためには早起きして、畑に行き、樹や果実の状態を見ることが欠かせないという意味を込めています。
平均樹齢は15年。29～30度に温度管理しながら10～15日間発酵させます。225Lのバリックの1回使用した樽で12ヶ月熟成、その後、大樽に移し2～3ヶ月寝かせます。
紫がかった深いルビーレッド。野性のベリーの豊かなアロマの中に、ホワイトペッパーの要素が感じられます。口当たりはやわらかくスムーズ。プラムやブルーベリーを思わせる心地よい果実味があります。非常にバランスのとれた味わいがあり、余韻にはかすかにローズマリーのニュアンスが感じられます。

メンタリストDaiGoがお薦めしてました！

15年程前には、1枝から2房に制限していましたが、現在は樹齢が古くなり集約した葡萄が取れるようになったので、1枝から4房収穫しています。畑は、コッリーネ　テラマーネD．O．C．G．のエリア内のアトリ、ロゼート、コロンネッラの3ヶ所に、計50haあります。フレッシュでフルーティ、滑らかなワインを目指し、D．O．C．G．ではなくD．O．C．のワインとしています。素晴らしい土地組成があり、海洋性堆積物の混ざる石灰質土壌で、骨格としっかりとしたボディ、ミネラル豊富なワインが出来ます。いずれも契約農家で、山と海に囲まれた畑が多く、樹齢の古い良い葡萄の同じ区画を契約します。3種類のクローンを使用します。乾燥しがちなため草は一切生やしませんが、地下の保水状況が良いので灌漑はしません。手摘みで収穫します。除梗し、発酵前に5度で4日間、コールド　マセレーションします。27度に温度管理しながらステンレスタンクで11日間発酵させ、アメリカンオーク樽で6ヶ月熟成させます。タンニンが柔らかい場合、フレンチオークの樽を使うこともあります。
ガーネットを帯びた濃いルビーレッド、パワフルで持続性のある果実味と共に熟した赤い果実やスパイスのアロマが広がります。ドライで温かみのある味わい、心地よい果実味とエレガントなタンニンが感じられます。素晴らしいフレイバーに満ち、非常にバランスのとれたワインです。
※予告無くヴィンテージが変わることがございます。　気になるお客様は、お問い合わせ下さいませ。

ラシーヌさんから　スペインのぺタロスが入荷しております。
メンシア100％で造られた濃厚ながらエレガントさも兼ね備えた逸品です。
是非お試しくださいませ。

2020 Descendientes de José Palacios • Pétalos
Rating 93+ points
Release Price $24
Drink Date 2022 - 2027　⇒飲み頃に入っています
Reviewed by Luis Gutiérrez
Issue Date 1st Jul 2022
Source Issue 261 End of June 2022, The Wine Advocate
The regional red 2020 Pétalos comes from 90 hectares of vineyards, mainly from Corullón and Villafranca del Bierzo and the districts of Viariz, Hornija, Valtuille de Abajo and Otero. It mixes expositions, altitudes and soils and wants to paint a picture of Bierzo in the warm 2020 vintage. They reckon it's 92% Mencía with 5% other red grapes (Alicante Bouschet, Gran Negro, Pan y Carne and Negreda) and 3% whites (Valenciana, Jerez and Godello) with an average yield of 26 hectoliters per hectare. The grapes were picked from August 28th to September 24th and fermented partly destemmed in stainless steel and oak vats with indigenous yeasts for 43 days with a slow malolactic fermentation that lasted two months. The wine matured in barrel for around eight months (malolactic was fast, and the wines were put in barrel early) and was bottled unclarified, unfiltered and non-stabilized with cold. It has good ripeness with 14% alcohol (their upper limit) and moderate acidity at 4.6 grams (of tartaric acid). It's a little more fruit-driven, a vintage of sun, jovial and juicy, approachable and round with very fine, slightly powdery tannins. The fruit is darker than in the 2019. This is still young, and, as it happens with even the most approachable wines from the region, it should be even better in a couple of years. I tasted it again in mid-December, and the wine is showing better and better; time in bottle has done it some good, and the wine has settled and is getting more balanced. I don't feel the sun now; it's harmonious and more serious, juicy and tasty. A little better than anticipated. They had 1,050 barrels that produced 263,000 bottles and 1,500 magnums. It was bottled in May 2021.

ラズベリーのような色合いを帯びた美しい真紅のルビー色。花やスパイス、そしてほのかにミントのヒントを伴った赤い果実の心地よいパワフルなブーケ。口に含むと肉厚で丸みがあり、フルーティー。上質で成熟したタンニンがあり、心地よいフレッシュなフィニッシュを迎える。

■産地：A.O.C. Bordeaux
■品種：メルロ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%
■熟成：ステンレスタンク18ヶ月

スパイシーな香りの中に黒果実を感じます。整ったタンニン、芳醇な香り、鮮度、味わい深い果実味とそれぞれの品種の特性がよく表現され、見事に調和された1本です。
試飲して即決した魅力的なワインです。滅茶滅茶なめらか！爽やかさもあって新鮮な果実を飲んでいるような感覚です。これでこの価格なのは嬉しい限りです。南アフリカは素晴らしいワインがまだまだ沢山ありそうですね。お薦めいたします。
品種 シラー 69%/ ティンタ・バロッカ 15%/グルナッシュ 11%/サンソー 4%/ カリニャン 1%

6つの村に点在する畑のブレンド。他キュヴェと比べるとやや樹齢の若いブドウが主体。
ブラックベリー、ブルーベリー、プラムのアロマが層を成し、リッチではじけるような果実味にリコリスやダークチョコレートが溶け込んでいる。ゴディナが濃縮感と高級感であるのに対し、こちらは華やかさと果実味が前面に出た、ガルナッチャ品種の個性あふれるワインとなっている。
葡萄　ガルナッチャ（グルナッシュ）100％
熟成 　ステンレスタンクで発酵、バリック6ヶ月熟成(新樽10%)
アルコール度数 15%